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【NFTゲーム初心者】仮想通貨のプラットフォーム(ネットワーク)とは?スワップやブリッジについても徹底解説

2022年9月2日

この記事で分かるようになること

  • 仮想通貨におけるプラットフォーム(ネットワーク)について
  • 仮想通貨におけるスワップとブリッジについて

はじめに

こちらの記事を読んでいない方は、NFTゲームについて解説していますので、ぜひ読んでください。

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仮想通貨におけるプラットフォームとスワップ、ブリッジについて

NFTゲームを始めるまでの全体図

上の記事のおさらい

仮想通貨取引所にてトークンを購入することで、ブロックチェーン上に購入したトークンが保存されます。そのトークンとNFTゲームトークンを交換して、NFTゲームを始めることができると、上の記事では説明しました。

この時に、ブロックチェーン上のトークンは、プラットフォーム(ネットワーク)ごとで管理・取引されているのです。

仮想通貨のプラットフォーム(ネットワーク)について

プラットフォーム(ネットワーク)とは?

ブロックチェーン技術では、プラットフォーム(ネットワーク)と呼ばれるものがあります。仮想通貨におけるプラットフォームでは種類と名前があり、それぞれのプラットフォーム上で数多くのトークン(仮想通貨)が取引されています。

プラットフォームを独立した島だと考えて、数多くの仮想通貨がそこで取引されていると考えましょう。※ここでは、仮想通貨取引所にcoincheckを取り上げましたが、coincheckが全ての仮想通貨を購入できるわけではないです。

特定のプラットフォーム上で開発されたNFTゲームは、NFTトークンが発行されるので、以下の図のようになります。

NFTゲームによく活用されている有名なプラットフォームでは、以下のようなものがあります。
プラットフォームは数多くあり、覚える必要はありませんが、イメージだけでも掴むと良いと思います。

プラットフォーム名概要代表的なトークン
Ethereum
(ETH)
最も多く利用されるネットワークで、50万種類以上のトークンがある。ガス代の高騰や速度が遅いなどのデメリットが目立つが、今後改善される予定である。・イーサリアム(ETH)
・テザー(USDT)
・ポリゴン(MATIC)
・チェーンリンク(LINK)  etc....
Binance Smart Chain
(BNB)
Binanceのネットワークでガス代や速度が優秀で、イーサリアム上に構築されたプロジェクトをBSC上に移行することができる。・ビットコイン(BTC)
・ライトコイン (LTC)
・イーサリアム(ETH)
・リップル(XRP)  etc...
Polygon
(MATIC)
イーサリアムのセカンドレイヤーとして機能することを目指すブロックチェーンネットワークである。速度が早くコストが低いため、市場の注目を集めています。・マティック(MATIC)
・ダイ(DAI)
・リンク(LINK) etc...
Solana
(SOL)
ガス代や速度が優秀であったが、2022年8月にハッキング被害があり、信頼回復が求められている。・ソラナ(SOL)
・テラ(LUNA)
・グリーンメタバーストークン(GMT) etc...

ポイント

違うプラットフォームでも同じトークン(仮想通貨)が使用されていることも多いです。この場合、どのNFTゲームをやりたいかによって、プラットフォームと交換するNFTトークンを選択する必要が出てきます。

また、マルチチェーンといって、複数のプラットフォームを利用できるNFTゲームもあるので、その場合はどのプラットフォーム(ネットワーク)でも利用可能です。

NFTゲームのネットワークを知る方法

以下の記事の2章3節で解説しています。

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NFTゲームでは、それぞれの公式サイトにホワイトペーパーがあり、以下のように記述していたりします。ERC-20とは、トークン規格のことで、イーサリアムチェーンのことです。

  • ARX(NFTゲームトークン)は、 Binanceスマート チェーンブロックチェーンで作成および登録された...
  • ARX(NFTゲームトークン)は、ERC-20のガバナンストークン...

疑問

では、異なるプラットフォームに預けてあるトークンは、他のプラットフォームで使えないのか?

答え

その疑問に答えるためには、スワップとブリッジについて説明する必要があります。

仮想通貨におけるスワップとブリッジについて

スワップ(swap)とは?

スワップ(swap)とは、同じプラットフォーム上で、トークン(仮想通貨)を交換することです。

NFTゲームとして発行されたトークンとそれぞれのプラットフォーム上で発行されているイーサリアムやBNBなどと交換することが出来ます。これをスワップするといい、分散型取引所(PancakeSwapUNISWAPQuickSwapなど)というサイト(アプリ)に接続してトークンの交換(両替)を行います。

また、メタマスク単体でもスワップをすることが出来ます。しかし、それぞれのサイトごとで、対応しているプラットフォームが違います(PancakeSwapはBSC、UNISWAPはイーサリアムチェーンなど)。

ブリッジ(bridge)とは?

まず、ブリッジを使用しない方法を説明します。私たちはNFTゲーム4で遊びたいと考えました。しかし、ネットワークを間違えてしまい、NFTゲーム2のネットワークでトークンを購入してしまいました。

この場合、メタマスクを使って、一旦仮想通貨取引所に戻し(①)、もう1回正しいネットワークで買って、送金する(②)必要が出てきます。仮想通貨では、トークンの取引をする度に、数回分のガス代(手数料)が発生します。

ブリッジ(bridge)とは、異なるプラットフォームで、トークン(仮想通貨)を交換することです。ブロックチェーンブリッジ(SafePal, AnySwapなど)を活用することで、トークンを他のプラットフォームへ動かすことができます。例えば、ガス代が高いイーサリアムからガス代が安いソラナにも適用できたりもします。

ブリッジのリスクとは?

ブリッジの利用には、ユーザー資金が入出金のプロセスで引き出せなくなったり、サイバー攻撃の被害に遭う可能性など、リスクも伴います。

このようなことは、確率は低いものの、不可能ではなく、ロックされた資金の盗難による損失は返ってこない(保証がないことを理解して利用してください。以下に、主なリスクや実際に起きたことを示します。

  • ブリッジオペレータは理論上、ブリッジを利用してユーザーの資産移動を停止させることができます。つまり、ユーザーの資金を盗むためにサービス提供側が結託することができます。有名ではないブリッジを利用することは避けて下さい
  • ブリッジのセキュリティ面では、バグや脆弱性があった場合、サイバー攻撃の対象となります。2022年2月には、主要ブリッジの一つであるWormholeがハッキングを受け、ソラナ(SOL)とイーサリアム(ETH)のブリッジから約476億円が流出している。
  • ロックされた資産のトークンがサイバー攻撃の対象となる可能性もある。2022年3月に起きたRoninブリッジ(NFTゲーム「アクシーインフィニティ」のサイドチェーン)からの不正流出は、700億円を越える被害となっている。

まとめ

NFTゲームをする上で、理解しておいた方が良いプラットフォーム(ネットワーク)について解説しました。ここで例として挙げた様々なサイト(アプリ)は、一例に過ぎないことをご了承ください。

あくまでも、全体像がなんとなく理解して頂けば嬉しい限りです。最後に、プラットフォームやスワップ、ブリッジを含めた全体図を以下に示して、まとめとさせて頂きます。

下記の記事では、スワップやブリッジの有名なサイトなどを解説しています。

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